周産期心筋症を経験しての感想を投稿してきましたが、
その後の経過もお伝えしてみたいと思います。
産後に息苦しさがあり、救急搬送されたました。
その後…搬送時脈拍が180回/分以上と早く、血圧の測定が難しい状態でした。息苦しさはありましたが、意識ははっきりしていて、救急隊や搬送先の医師からの問いかけに返答していました。
バルーンパンピングを行うことになり、そのまま過ごすには辛いからということで麻酔が入りました。
この時点で、私は何をしてこのような状態になっているのか、わかりませんでした。私は出産して、疲れているのだろうと思っていただけなので。。
目を覚ました時には訳がわからない世界にいました。その世界は、せん妄状態だったようで、今でもはっきり覚えています。
とにかく怖い世界でした。。
はっきりと目を覚ましてから、わかりましたが、バルーンパンピングでも改善せず、多臓器不全を起こしていたことから、心臓を休ませるために『体外式補助人工心臓』を装着したとのことでした。
子供を産んで、人工心臓?というハテナが解決されず、ICUのベッド上で動けない、子供にも会えない…私には泣くことしか出来ませんでした。
身体のあちこちに管がついていて、機械によって生かされている状態…
妊娠・出産時には想像すらしていませんでした。
そんなICUで学んだことは、人工呼吸器が入っている時は、とても違和感ありましたが、抵抗をしない、ことでした。
力を抜いて、機械のまま呼吸をする。これが違和感を助長させない手段であることを学びました。
辛いですけどね。
それにしても、ICUの看護師さん達には、せん妄という状態だったとはいえ、失礼な事を言ったり、困らせることをしたりしました。
それでも、支えてくださったことに、感謝しかありません。
たくさんの先生、看護師さん、掃除の方、本当にありがとうございます。