心臓リハビリテーションというリハビリは、自分が病気をしてから詳しく知った分野のリハビリでした。
基本的に筋トレと歩行練習をして、体外式補助人工心臓の機械を押しながら病棟内歩行をしました。
その後、自転車エルゴメーターで30分を1日2セット。
心臓リハビリには大切な下肢筋力ですが、CPX(心肺運動負荷試験)を行うと下肢筋力が足りないことより、「体幹」が安定しないのです!
補助人工心臓を装着していると、腹部の筋肉に管を2本通しているため、筋肉が働きにくく、安定が得られないのです。なので、CPXをしても、足に力を入れようとすると身体全体でカバーしないと力が入らないという事を経験しました。
リハビリも運動も「体幹」が大切で、体幹が安定する事で四肢のコントロールが安定します。心臓リハビリにもつながりがあるんだなと思いました!
実際、退院後の自主心臓リハビリでは、体幹を見直し、バランスボールを使った体幹トレーニングをしてから自転車エルゴメーターを行うようにしたら、筋肉量は増えて行ったような気がします!
心臓リハビリにも「体幹」!
根拠はありませんが、経験からの学びです!