青色ペンギンのブログ

心臓病の経験を書いています😄

心臓リハビリテーション

前回投稿から日にちが経ってしまいましたが、その時はICUでのことを書きました。

 

ICUでは治療と並行して、「心臓リハビリテーション」が開始されました。

せん妄の中、身体を動かしてくれている人は誰だろうと思ったことがとても印象的でした(理学療法士さん」でした)。眼鏡をしていなかったこともあり、全然状況が掴めなかったのです。

前回も書きましたが、ICUでの眼鏡はとても大切ですよ!

理学療法士さんだけでなく、看護師さん達も一生懸命に端座位や立位をとらせてくれて、その時の看護師さんの気持ちが伝わってきて、情けない自分とよくなりたいから頑張りたい自分がいました。

そこから一般病棟へ移った後も心臓リハビリが継続されていきました。

 

正直、心臓へアプローチすることは怖かったので、循環器のリハビリテーションを勉強することを避けていました。

でも怖いという気持ちだけでは前に進めないと思い、主治医に心臓リハビリテーションを勉強する許可をもらい、自分ができることを探しました。

担当理学療法士さんや循環器病棟の看護師さんから情報をもらいながら、

『心臓』と向き合っていきました。

文献を調べ、学会等で発表された症例をみたり…たまにリハビリに関する文献を先生に報告したり。

この時はあっという間に時間が過ぎた事を覚えています。

 

その時、いつか体外補助人工心臓から外れて、仕事に復帰できる状態になったら、自分の経験を活かして、心臓リハビリテーション指導士となり、誰かの役に立てる人になりたい!

と心の中で考えていました。

 

毎週エコーの結果を見て、良くならない心臓に落ち込む日々が続き、リハビリが嫌になることもありました。

リハビリって、すぐに効果がある訳じゃないことを十分知っているつもりでしたが、リハビリをやっても意味がないじゃんと投げ出したくなる日もありました。

でも、リハビリは裏切らないことも知っていたので、特に看護師さんや家族にメンタル面で助けてもらいながら続ける事が出来ました。

 

リハビリって裏切らないんですよね。